マジャール語対策

よっしゃ、『webforditas.hu』の「Hungarian-English translation」『MTA SZTAKI』の「Hungarian-English Online Dictionary」の組み合わせで短い文章なら「なんとか意味わかる」トコまでいけそう。しかし、各種翻訳サービスの整備のされ方見ると、この言葉ポーランド語やチェコ語よりマイナーなんだな。
やり方は簡単、読みたい部分をコピーしてまず「Hungarian-English translation」(500文字までしかできない)でラフな英文にしてもらい、翻訳できなかった部分をひたすら「Hungarian-English Online Dictionary」で引く。この際マジャール語は膠着語なので語尾変化とかあってなかなか正確にマッチはしてくれないのだが、この辞書には綴りの近い単語を表示してくれる機能があるのでそれを活用し、それでも出ない場合は語尾を切り飛ばして引き直したりしていけば、そのうち文脈からなんとなく文意が取れてくる。
試しにこのやり方で公式ブログの07年5月29日のエントリ「Underground Divas felvéte」を意訳してみる。

どんなに信じがたいことでもいつかはそれが本当だと理解できるときがくる。私たちの誰もが自分以外の何かに包み込まれるような瞬間を経験するように本当のシンガーは美の女神たちの囁きを聞くことがある。傲慢を承知でいわせてもらえば、彼女たちは女神そのものだ……さあ、その女神たちのリストを眺めてみよう。Sena、彼女は最初のガーナ系ハンガリー人のヒップホップシンガーだ。Kutzora EdinaはYonderboi orchestraのメンバーですでに以前のアルバムでぼくらと組んでいい仕事をしてくれた。Judie Jayはいくつものエレクトロニックミュージックのプロジェクトに関わってきた、代表的なプロジェクトのひとつがMantrapornoigだ。Péterfy Boriは劇団Krétakör Színtársulatの素晴らしい女優であり、最近解散したバンドAmorf Ördögökの創立メンバーのひとりであり、ボーカリストだった。Hódosi Enikőはいわずと知れたNeoのメンバーであり、Németh JuciはAnima Sound Systemの女性シンガーだ。そう、彼女たちこそアンダーグラウンドのディーヴァなのだ!
(「Underground Divas felvéte」、http://zagar.freeblog.hu/archives/2007/05/29/Underground_Divas_felvetel/

意味わかんない部分(固有の比喩表現と思われるもの)はすっ飛ばしたりしたが、読めすらしない言語の意訳としては割りとそれっぽいトコまでいけたんではないかと思う。